竹千代が来るまでの1週間の話

竹千代がペットショップでのペレット切り替えトレーニングを終えるのにかかった時間はちょうど1週間でした。本当は購入したその足で家に連れて帰りたい気持ちでいっぱいでしたが、今となってはその期間があって良かったと思っています。

ペレットへの切り替えトレーニングとは?

そもそも「ペレット」とは何かといいますと、犬や猫が食べるフードのようなカリカリした食感の鳥用の総合栄養食のことを指します。日本では数年前まで「鳥の餌=ひまわりの種や穀物類シード」が主流でしたが、近年では動物病院やペットショップでもペレットを進める所が増えてきました。

穀物が主食である鳥類の多くは、一日中餌を食べ続けることが必要だそうです。というのも、穀物食の鳥類たちは、口から入れた餌を約20分間で排泄される消化構造になっており、胃から腸までの動きを止めないために常に餌を食べ続けなければならないのだとか。そんな鳥たちにとって消化吸収に良く、ミネラルやビタミンなどの不足しがちな栄養素もバランス良く摂取できるようにと作られた新たな主食が、ペレットなのです。

もちろん、おやつとして与える分には問題のないひまわりの種などのシードですが、脂質が高くてミネラルが低いなどのデメリットがあることから、脂肪肝などの内臓疾患に罹りやすくなったり、肥満や短命になりがちと言われています。実際、ペレットが普及してきたことで、鳥の平均寿命が大幅に伸びているそうです。

そして、人の手によって育てられる鳥の雛の多くは、粟などの穀類や野菜、パウダーフードを混ぜてドロドロにしたものを食べて育ちますので、ちょうど一人でごはんが食べられるようになる中雛の時期が、ペレット食に切り替える絶好のタイミングというわけなのです。

1週間のうちに準備できたこと

竹千代が頑張っている間、私たちは竹千代が我が家にやってくるのが待ち遠しくて、ウズウズしていました。そのウズウズ期があったからこそ、竹千代を迎えるための準備ができました。

名前を考えることができた

ペットショップで出会った時はまだ名前を考えていなかったので、準備期間の間に名前を考えることが出来ました。元気で強くなってほしいのと、人の名前っぽくしたいという理由で「竹千代」と命名しました。早めに決められたことで、人間たちにとっても名前を馴染ませることができたので、良かったと思います。

小屋を準備することができた

まだ竹千代は身体が小さいので、しばらくは青ちゃんのお下がりであるセキセイインコ用のケージに住ませることにしました。ケージはお下がりでも、止まり木やおもちゃ、餌入れなどは新しくしてあげたかったので、1週間の間にそれらを揃えることができました。

ウロコインコの生態を調べることができた

ウロコインコを飼うのは初めてのことなので、どういう食べ物を好むのか?ケージの中にテントは必要なのか?新調するケージはどのくらいの大きさのものが良いのか?など、インコが来る前に知っておくべき情報を得ることが出来ました。

そして、トレーニングからちょうど明日で1週間となる前日にペットショップに確認したところ、「明日、お迎え大丈夫です」という知らせを受けたのでした。

これからインコを迎えようとしている方の参考になればいいな、と思います。

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